酔っ払って適当に書いてるので適当に読み流してください。

ことはイヤナガくんのツイートから始まる。

先日イヤナガくんはこうつぶやいていた。
「現代マジックでは、環境理解に対するアプローチとして、主にフレームの理解を重視して実践を確認に使う方法と実践で得た知識でフレームを作り上げていく方法がある。
厳密にいえば両方のアプローチが混ざり合っている場合がほとんどではあるけども、プレイヤーによってより重視している面がある。そして、いままで自分が見てきた中では常に前者のアプローチをとっている人間が後者を圧倒している。」

非常に興味深いものであり、彼はさらにこのこととフィンケルやニコライの強さと関連付けて考えてみるといった試みをしている。

彼はこういった環境の構造理解から入った方が実践的ドラフトより密度を高く、効率よく練習できるのではないかと言う考え方を提案している。

すごく面白いと思う。




他にも色々なドラフトの練習方法があるだろうが、たいていの人がやっているのが実践的ドラフトである。実践をした人の意見を尊重し、環境の理解をしていく方法である。

これに関しては色々な人がすでにやっているのでもう語る必要も無いだろう。





さて、今回僕が提案するのは「統計的」ドラフト練習方法である。

まあ僕は統計とかいう現象論は嫌いだけど、マーク・トウェインもこう言っている。
「嘘には三つある。普通の嘘と、真っ赤な嘘と、統計だ」
つまり統計には大衆を動かす力があると言うことである。





というわけで今日はみんなをそれっぽいことを言ってだまそうかと思う。







その昔mixiでセクシーロブスターなるコミニティーがあった。

友晴君が立ち上げたコミニティーで、マジックのチーム的な試みの1つとして生み出されたものである。
まあ人数多数のコミニティーでうまくいくことも無くポシャったけど。

そのなかで

「ドラフトの成績を上げていくスレッド」というのがあった。

当時の環境はLLM。

つまりローウィン×2、モーニングタイド×1のドラフトである。

僕はこの環境をリアルでは1回しかやっておらず、まったくわからないズブの素人であった。

そのときに上記にあげたスレッドをみてこう考えた。

「これらの結果から何か得られるものは無いか」


そしてデータを整理していくと以外にも如実な結果が表れた。

データから書いていこう。



白単キスキンタッチany 14-10 58.33%
3-0 3回
2-1 2
1-2 4


白赤 3-3 50.00
2-1
1-2

白黒ならず者 1-2 33.33
1-2

白緑キスキン 3-7 30.00
2-1
1-2 2
0-2

白緑キスキンツリーフォーク4-8 33.33
2-1
1-2 2
0-3


青白種族ぐちゃ 6-6 50.00
2-1 3
0-3

青白マーフォーク 56-25 69.13
3-0 10
2-1 11
1-2 4
0-3 2

青白飛行 11-4 78.57
3-0 2
2-1 2
1-2

青白ウィザード 1-5 16.66
1-2
0-3

青黒フェアリーならず者 47-24 66.19
3-0 7
2-1 11
1-2 4
0-1 2
0-3

青黒ゴブリンならず者 2-4 33.33
2-1
0-3

青赤種族なし 6-5 54.54
3-0
2-1
1-1
0-3


赤エレメンタルタッチany 33-25 56.89
3-0 2
2-0
2-1 7
1-2 8
1-1 2

赤白巨人 10-10 50.00
3-0
2-0
2-1
1-2 3
0-3

赤青フェアリー 1-2 33.33
1-2


赤黒エレメンタルゴブリン 1-5 16.66
1-2
0-3

赤黒ゴブリン 11-7 64.70
3-0
2-1 3
1-2 2

赤緑 15-13 53.57
3-0 2
2-1 3
1-2 3
0-1
0-3

緑白エルフキスキン 9-6 60.00
2-1 4
1-2

緑青 10-14 41.66
2-1 3
1-2 4
0-3

緑黒エルフ 28-19 59.57
3-0 2
2-1 8
1-2 5
1-1

緑黒ツリーフォーク 6-8 42.85
2-1 4
1-2 3
0-2

緑黒ごっちゃ 12-15 44.44
3-0
2-1 2
1-2 5
0-3 2

緑タッチ赤エルフ 4-2 66.66
2-1 2











上記の結果を見て感じたことは、マーフォークとフェアリーの3-0の多さである。

勝率自体はエルフも悪くないのだが、その強さは平均的でここぞと言う時に役に立たないデッキに用はない派の僕としては切捨ての方向へと変わった。

もちろん環境の理解度、及び戦歴の提出の有無、その場での偏り(運やドラフトピック)などもあるがサンプル数さえ増えれば多少は緩和されるだろう。

そしてカード単体での強さでデッキの強さを語っても意味が少ないのがドラフトであり、実際デッキの強さは勝率に密接に関わってくる。

こうして僕はこの環境でのコンセプトの重要性と、マーフォーク、フェアリー決め打ちという結論を「1回しかドラフトをやらず」出し、

LLMドラフトでちょびっとの勝率を稼ぐことに成功した。



今現在ではMOという多量のサンプルを覗ける魔法の機械がある。

プレミアドラフトを1卓見れば8サンプル。

1回で人数分のサンプルが取れるので3回くらいプレミアドラフトを見てデータを取れば環境マスターに成れるのではないだろうか。


ぜひプロをめざすセミプロにはやっていただきたいものである。

ぼくはめんどいんでパス。

ではまた。

コメント

nophoto
Lamos
2012年10月28日3:16

That’s a smart answer to a difficult qeutsoin.

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