happymtg.comと聞いてまず最初に連想したのはカジュアルなMTGファンサイトだった。1個人がファンとして楽しくMTGをプレイする日記でも書かれているものかと思ったものだ。しかし完成されたサイトを見て驚かされた。

http://www.happymtg.com/


実に硬派かつ合理的に作られていて利便性の高い作りとなっている。特筆すべきはサイト自体の軽さ、つまり何か調べたい物があった時に結果が出るまでに時間をかけないですむということである。
カードを検索したい、もしくは流行のデッキを調べたい時に素早く見つけることができる。ついでにカードの値段も調べられるし、必要ならば購入もできる。

今現在時間が余りあるという人はなかなかいないだろう。週末の大会のために急遽デッキを作る人、社会人で寝る間を削らなければデッキを作る暇もない人など、そうでない人であったとしてもなるべくならば検索に時間はかけたくないだろう。

とにかく週末の大会に出たいので最新デッキのリストが欲しい、特定のカードを使ったデッキが組みたいので参考にするためそのカードを使ったデッキリストを見たい。
そのようなときの検索には非常に有用なサイトであるといえる。
また、全ページにおいて最上部にカード、デッキリスト、記事の検索機能が付いておりさらにそれぞれのページのリンク性もよくできており軽快なMTGライフの助けになる事は間違いないだろう。

このサイトは晴れる屋とリンクしているため、カードをデッキに足りないカードを購入する時などは大変便利なサイトになっている。反面Topの次に晴れる屋の項目があったり、Topページには当然のように晴れる屋のバナーがあったりする。まあ完全な慈善事業と言うものでは利便性の高いサイトは存続しにくいので当然と言えば当然だろう。

話がそれてしまった。サイトの話に戻ろう。このページにはコラムも多数掲載されている。定期連載陣は非常に豪華なキャストで中村修平、浅原晃、高橋優太、井川良彦、大澤拓也など普段カバレッジなどを見ない方でも1度くらいは聞いた事のある名前がちらほらと見受けられるだろう。

MTGには様々な魅力がある。カードを集める、デッキを作る、対戦する。その過程や結果で様々な出会いやドラマが生まれてくる。プロツアーやグランプリで多種多様な人種、デッキ、場所と触れ合ってきたプロプレイヤーの体験や考え方を読むというのもまたMTGの楽しみ方の1つなのではないのだろうか。

いままでに海外ではプロがコラムを掲載しているサイトがいくつも見受けられた。しかし日本では公式サイト以外にコラムを継続的に掲載してきたサイトは例がない。こういったコラムサイトの存在は日本初であり、日本でのMTGプレイヤーの知的好奇心を満足させられる存在であるよう期待してやまない。


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